音楽記 はじめに

音楽・JAZZとの出会い 2011.11.01
昭和33年から36年までの高校時は運動奨励校。校舎には冷暖房装置ナシ、冬は外で運動せよ。そんなワケで一時卓球部に所属したが素振りばかりで面白くない。そのうち隣のブラバン室から「軍艦マーチ」が始まると一年生はほとんど覗きに行ってしまう。こっちの方がよっぽどカッコ良いので2学期からはブラバンに。そこでトロンボーンに出会う。練習が終わると上級生は何人かで玄関前の広場でJAZZらしきものを演奏していた。それがJAZZとの出会い。
昭和35~36年当時の正面玄関。右方向に木造平屋建ての講堂があり、卓球部とブラバンが活動していた。
ブラバン時代の様子はリンクしている別ページでご覧ください。
やがて高校卒業。仲間たちは揃って浪人に。勉強より遊びが中心となり、旅行、登山、JAZZレコードを聴いたりの生活になった。写真はその頃の水道橋駅から後楽園ボクシングジムを望んだものだが、左手の掘割沿いに「SWING」というトラディショナルJAZZを聴かせる喫茶店があった。ここではアマバンドや時にはプロが来てライブ演奏をしていた。当時はJAZZ喫茶と言えばモダンJAZZで、このテの店は渋谷にもう1軒だけで都内で2軒しかなかった。大学に進学すると先輩のバンドや高校の先輩が出演していて「お前たち、毎週来てJAZZを勉強しろ!出席とるからな!」とメチャクチャな理屈で鍛えられた。そんなことでJAZZは離れられないものになった。
写真は昭和36年(1961年)12月に富岡蛙草氏撮影。日経ビジネス1995.10.30号 三幸エステート(株)広告ページより転載させていただいたもの。
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