「カラコラム山脈」シリーズ.7
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ムスターグタワー(7.273m)  
    カラコラム・バルトロ氷河/ゴレTから

 怪峰ムスターグタワー(7,273m)は、K2の西南西15km、パキスタンと中国の国境主稜上に聳えている巨大な岩峰である。
 ムスターグタワーの名はトルコ語で「ムスターグ」は「氷雪の山」の意味。

 キャンプ生活 七日目はウルドゥカス→ゴレT(4380m)・・・・・今日は12.1kmの行程。
登降途中から晴れているとマッシャーブルムなどが見られる。早朝から霧雨であったが途中から本降りの氷雨になり、連日の日中30度超えの気温も10度以下と寒い。ゴレTキャンプ地は氷河モーレン上のテントで底冷えしました。

 夕方、ムスターグタワーの撮影で撮影機材を背負ってゴレTキャンプ地から先の氷河上の上部を登った。ムスターグタワーの姿が現れるのを寒風吹く中を暗くなるまで待ったがついに現れなかった。
この作品はコンコルデイアからの帰路で撮影した作品の一枚でした。
 怪峰ムスターグタワーはバルトロ氷河の北西方面へ分岐しているヤング・ハズバンド氷河の最奥からしか望むことができない。怪峰ムスターグタワーを撮影できた喜びもひとしおである。
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