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「日本の山」シリーズ 57

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朝焼けの尖峰(2,764m)
         
           鳳凰三山・地蔵岳(南アルプス)から

ハッセルブラッド 500CM   プラナー 80o

 鳳凰三山の入山は、御座石鉱泉コースと夜叉神峠入口コースがある。
今回の撮影山行は韮崎から入山した。御座石鉱泉登山口上から急坂で、尾根に出てピークを過ぎると西ノ平に出る。ここから長い急登になる。ここからジグザグの急登をひたすら行くと旭岳に出る。さらに登ると平坦な頂の燕頭山(2104m)に到着する。御座石からここまで3時間半の急坂を登ってきた。
燕頭山を過ぎてまもなく、尾根左右が崩壊している牛首ザレ場に出る。さらにクサリ、はしごやコブを超える。
ドンドコ沢を巻くようになると鳳凰小屋に到着する。
 地蔵岳へは小屋から急登になり、樹林帯を抜けるとザレ場になる。この急坂のザレ場を登り切ると賽の河原に着き、右へは地蔵岳の尖峰オベリスク基部に出る。

 日の出前の地蔵岳撮影には、鳳凰小屋を1時間30分前に出発を見た方がよい。
このときはまだ残雪が疎らにある時期であった。幸い日の出前の天候に恵まれた。
朝焼けの尖峰オベリスクはすばらしく静かな朝でした。