「富士山写真館」シリーズ31 

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ハッセルブラッド 500CM   プラナー250o

雲上富士 
      
            黒岳(大菩薩連嶺)から

 富士山の北方40kmに大菩薩嶺(2.057m)を最高峰にして南方に小金沢連嶺が大月市と甲州市(旧塩山市)の境界稜線延長で南下している。
 この南下する境界稜線延長上には牛奥ノ雁ガ腹摺山(1994m)、黒岳(1.988m)、湯ノ沢峠、大蔵高丸、ハマイバ丸(1752m)、大谷ヶ丸(1644m)、滝子山(1590m)へと連なっている。
この稜線だけでも大月市「秀麗富岳12景」のうちの3景が秀麗富岳として富士山の好展望稜線である。
 ここ撮影地 黒岳(1.988m)は「秀麗富岳12景」牛奥ノ雁ガ腹摺山(1994m)と大蔵高丸との間に位置しているがここも富士山の好展望地である。

 前夜に湯ノ沢峠へ入り、この日の早朝撮影に出発した。出発時は霧のため稜線高地方面が霧状態から抜けると判断して登ることにした。白谷丸から富士山が霧状態の中から見え隠れした。
当初撮影予定地の大蔵高丸は長い時間、霧の中にあり見えない。
富士山頂の冠雪もほんのりと白化粧をしていた。