「ランタン・ヒマラヤ」シリーズ.11
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ハッセルブラッド 503CX ゾナー250o
ぺンタン・カルゴ・リ(6.874m)
ランタン・ヒマラヤ/ランシサ・カルカから
キャンジンコンパ(3840m)キャンプ地で撮影のために2連泊する。
キャンジンコンパからさらに進むと河原上の幅広い台地を着く。ここからのランタン・リルン(7.245m)の真白い全容を仰ぎ見られる。
さらに進むと広い河原上に以前に使用されたといわれる飛行場滑走路の名残りの地を過ぎる。
途中に野生?の白い馬が低い樹林で草を食べているのに眼をひいた。川に沿って進むと谷の先にランシサ・リ(6.990m)ガ見えてきた。ここから段丘をを登りさらに行くと石で積み上げて囲まれた小屋のあるヤラ・カルカ下部台地のあるジャタンに到着する。
前日はこの小屋下部の沢超え先の平地にテントを張った。
ジャタンキャンプ地を後にして出発した。ランタン圏谷が狭まり富士山より標高が高所を一歩ずつゆっくりと歩んでいく。やがて、サルバチュム氷河のモレーンが大きく押し出した上をゆっくり登ったモレーンの峠に着くと眼前にランタン氷河の山並みの展望が開けた。
正面右に大岩壁のランシサ・リ(6.145m)、正面にペンタン・カルゴ・リ(6.874m)の巨大なヒマラヤ襞のドーム、そして右奥トルパイク氷河先にはウルキンマン(6.151m)の白い山容を迎えてくれた。ここからの撮影には心が躍る。
ここのモーレンの峠下の河原沿いがランシサ・カルカ(4.125m)のキャンプ場である。
ランシサ・カルカからの夕方、翌朝の撮影にはこの素晴らしいランタン・ヒマラヤの景観を眼前にして、静寂で興奮のシャッターチャンスを感じとった。
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