「ランタン・ヒマラヤ」シリーズ.10
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 キャンプ地ゴラタベラ(3.010m)からは徒歩でU字谷を進む。樹林から低い灌木のあるゆるい道をすぎるとランタン(3.330m)が現れる。ランタン村手前からは、前方奥にはヒマラヤ肌状の形の良いガンチエンポ(6387m)が迎えてくれる。ランタン谷では標高は低いが、この美しい形容のガンチエンポはここランタン村からランシサ・カルカのキャンプ地まで朝夕の美しい形容を楽しませてくれる。
 ランタン村を過ぎてひと登りするとここからも撮影ポイントがある。さらに行くとチョルテンが現れる。ここからは長いマニ石が連なり、ガンチエンポを遠景にこの長いマニ石との撮影も面白い被写体となる。ここからさらに緩やかな道を行き山村を2つ過ぎ去るとランタン谷は広がりあるU字谷になる。さらに行き、ごろごろした岩のモーレンを登るとチーズ工場看板のある先にキャンプ地のあるキャンジンコンパ(3840m)に到着する。撮影のためにここキャンプ地に2連泊する。

 ランタン・リルン(7.246m)は、ランタン・ヒマラヤでは最高峰である。
この最高峰ランタン・リルンの展望地での撮影のためにキャンジンコンパキャンプ地を日の出二時間ほど前にヘッドランプで照らしながら出発した。キャンジンコンパの裏側のキャンジン・リ(3.900m)脇の登山道からひたすらに登った。
ランタン氷河を眼前にしたキャンジン・リ下の展望地で日の出を待ちカメラを構えた。ここからの撮影は周辺の山々の変化があったがランタン・リルン山頂はあいにく雲がかかった。
この作品は山頂からのガスの切れる時の一枚です。、
 

ハッセルブラッド 503CX  ゾナー250o

ランタン・リルン(7.246m)  
      ランタン・ヒマラヤ/キャンジンゴンバから

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