今日、5月22日、家族で東京都立川市の国営昭和記念公園に行ったときのこと。。。
公園の駐車場に到着して、おトイレに行きたくて、我慢していたのもあり、急いで一番近いおトイレに直行した。
なんとなく、一番奥の扉を開けて入ったら、あら?!ドアの壁のフックにかばん(ポーチくらいの手提げバック)が!
きっと、誰かがおトイレ入ったときに、ひっかけて、忘れちゃったんだろう・・・
中身を見ていいかどうか、迷ったが、空っぽかもしれないし、と思い、
チラッと見てみたら、財布、めがね、携帯、ハンカチなど、結構大事なものがたくさん入っていた。。。
そのまま置いておいて、忘れたことを思い出して、取りに来られるかもしれないけど、
もしも、他の誰かに拾われて、中だけ取ってポイされても、気の毒だし〜
いろいろなことが頭をぐるぐる回ったけど、やはり、これは、届けてあげた方がいい!と思い、
ちょっと急いで、入場門のところの、受付へ持って行った。
受付のおばさんに言ったら、とりあえず中身を見て、財布の中に免許証も入っていたので、
「誰のものかわかるので、もし取りに来られなかったら、連絡しますので、あなたの連絡先も念のため教えてください。」ということで、
携帯のNOと名前をメモして、園内に入った。
しばらくしたら、携帯にそのご本人から、電話がかかってきた。
「本当にありがとうございました。もう無くなったら、どうしようかと。。。半分諦めてまして、泣き入ってたんです。
お会いしてお礼を言いたいのですが・・・」ということだったのだけど、
なんせ公園の中はかなり広いので、居場所が違うとすごく移動が大変なので、とりあえず、また電話します。ということで、終わった。
1時間くらいしてからまた、電話があり、ちょっと離れた場所にいることと、もう帰られるということで、
教えてください、と言われたので、「お気遣いなく。。。」と言ったのだが、とりあえず、私の住所と名前をお伝えして、その人とは会えなかったのだが、
本当に感謝されて、自分がしてもらって嬉しいこと、をして、よかった〜としみじみ思った。
実は。。。自分も昔(高校生のときに)、親から預かっていた受験料(合計5万円くらい)をお財布に入れたまま、
電話ボックスの公衆電話(あの頃は携帯もなかったから)の上に乗せたまま忘れたことがあった。
後で見に行ったら、もう影も形もなく・・・うわぁ〜〜やられた!もうダメだ。。。親にも言えないし、どうしようか・・と思っていたら、
事情があり、少し伯母の家に下宿していた時期があり、
そのときに、伯父さんが犬の散歩に行ったついでに、警察に寄って聞いてくれたら、なんと、お財布がそのまま届いていたのです。
中身と診察券が入っていたので、おまわりさんから色々と質問受けたけど、私のものと証明されて、手元に戻ってきた〜!
本当に、そのときも涙が出るほど嬉しかったので、してもらったこと、人に喜ばれること、これは、絶対にしていかないといけないことだな。。。と
そのときにすごく実感した。
今、こんな世の中だからこそ、しなくてはいけないことかなぁ〜と。
神様が本当にいるなら、見てくれているでしょうしね。。。
2005.5.22記