継鹿尾山・鳩吹山

行った日 : 2002年5月12日(日) 晴れ

メンバー :単独

場所  :愛知県犬山市 : 継鹿尾山(つがおさん) 273m

岐阜県可児市 : 鳩吹山(はとふきやま) 313m

名鉄 広見線、 善師野駅より       



8:10
8:30
8:40
9:10/9:40
10:10
10:25
11:05/11:15
11:50/12:20
12:40
14:15
善師野駅
大洞池
東海自然歩道分岐
継鹿尾山頂
東海自然歩道分岐
石原登山口
西山展望台
鳩吹山頂
真禅寺登山口
善師野駅
会社の同僚と 「どこか行こうか」という話しはあったが、週末は天気が崩れるとの予報だったので、やめることにした。
ところが、土曜の夕方から雨は上がり、日曜日(12日)は朝起きたら 好天気ではないか。

「どこかに行こう、どこが良いかな? 独りだから近くの手軽な所が良いな」と本を広げ、目に留まったのが「継鹿尾山」。名鉄広見線 善師野駅出発のコースが紹介されていた。
でも少し物足りないなと他のページを見ていたら、1月に登った「鳩吹山」の、善師野駅からのコースが紹介されていたので、この2つを繋げて行く事にした。

電車だと時間がかかるので、車で出発。国道41号線を通って1時間弱で善師野駅に到着。

本には、駅前に駐車場があると書いてあったので安心して行ったが、月極の契約駐車場になっており停められない。(普段 Park&Rideに使われているのだろう。20台分ほどのスペースがあるが1台も停まっていない。しかし停める訳にはいかない)
近くに ようやく1台だけ停められるスペースを見つけた。ヤレヤレ(~_~;)。


地図を頼りに歩き出す。少し歩くと東海自然歩道と合流。あとは標識が整備されていてわかり易い。
熊野神社、陽徳院、大洞池を経由して、やがて東海自然歩道 恵那コースとの合流点に出る。そこを左折し、東海自然歩道本コースをたどれば、継鹿尾山頂に辿り着く。
途中、短いアップダウンを何度も繰り返す。5回アップダウンを繰り返し、6回目の上りを登り切って山頂に到着。

到着した瞬間、山頂にいた見知らぬおじさんから「ご苦労さん」と親しげに声を掛けられた。
「誰だろう」と一瞬思ったが、取りあえず「ありがとうございます」と返事をする。
『どこから来たの?』
「善師野駅から」
『自然歩道は、よく歩くの?』
「時々。。」
『これから、どちらに行くの?』
「また戻って、今度は鳩吹山に登ります」
と会話をした後、アンケートを頼まれた。東海自然歩道に関するアンケートだった。
快く引き受け、お礼に 犬山の鵜飼いの絵が書かれたクリアホルダを頂いた。

継鹿尾山頂より。木曽川を挟んで左・犬山、 右・各務原

山頂には見晴らし小屋があり、眼下には犬山の町や木曽川が、少し先には各務原飛行場(航空自衛隊岐阜基地)や金華山、はるか先には、伊吹山、養老山脈、鈴鹿山脈、JRセントラルタワーズなどが見える。
高さの割には、眺望が良い。


石原登山口

しばらく休憩した後、来た道を引き返し、自然歩道恵那コースの分岐点から今度は左折し、鳩吹山に向かう。。。
筈だったが(案内本の地図からは、そう読み取れたが)、登り口に着かない。道を間違えたようだ
途中まで引き返し、道路や高圧線等の状況から目星を付けて歩いていたら、石原登山口が見つかった。
どうやら、恵那コースへの分岐より一つ手前の道を左折するのが正解だったようだ。(ここには標識は出ていない)。

この登山口は既に岐阜県に入っているようで、「可児市」の標識が出ていた。

西山展望台

いきなり急登になる。ロープが張ってあるがロープを使うほどでもない。その後は割合平坦な道が続く。
途中、木曽川方面に降りる道が何ヵ所か分岐しており、略図も掲げられている。色々な道を楽しみながら散歩できる遊歩道のようになっているようだ。すれ違う人も多い

やがて、西山の尾根に出る。T字路になっており、左へ行くと西山山頂、右に折れると少し下ってすぐに西山展望台の東屋がある。
この東屋には既に10数人の先客があり満杯。周りにも休憩している人がたくさんいる。 しばし休憩した後、鳩吹山へ向かう。  

西山方面を振り返ると

一旦下った後、尾根状の平坦な道が続き 最後にもう一度登り返すと、鳩吹山山頂に着くが、この尾根から登りにかけての道は楽しい。
心地よい風が吹いているし、背後を振り返ると 今まで歩いてきた山々の鮮やかな緑と 尾根道の薄茶色のコントラストが印象的だし、眼下には木曽川が見え、まさにハイキング気分がする気持ちの良い道だ。

途中で、祖父母に連れられた3〜4才の子がかわいいリュックを背負って元気に歩いている。聞いたら西山口から、ずっと歩いてきたとの事。

鳩吹山からの眺望(パノラマ合成)

鳩吹山山頂からは、白山、大日ヶ岳、納古山、御嶽山、恵那山などがぐるりと見える

山頂横の東屋でも、大勢の人が休憩しており、屋根の下には入れず 外に腰を下ろして昼食をとり、下山。

前回 鳩吹山へ登った時は 大脇口からの往復だったので、下りもコースを変えてみようと思い、 「真禅寺口」という標識があったので、そちらへ下りることにした。
手持ちの地図には真禅寺が載っていなかったが、どちらにしても電車の駅近くに下りるのだろうと思って。。。

真禅寺への道は比較的傾斜がきついが、その代わり思ったより短時間で下りることが出来た。
さて駅はどちらだろうと しばらく歩くと、「東=可児川駅、西=西可児駅」の標識があったが距離が書いてない。西可児駅の方が 善師野駅に近い(電車で1区間)ので、西可児駅の方向に歩き出した。
しばらく歩いている間に、地図上でどこを歩いているかようやく解かってきた。西可児駅へは まだかなりある。しかも大きく回って少し戻る形になる。戻らずに善師野駅に向かっていけば、電車に乗る区間の半分くらいは行けてしまう様だ。と思い、善師野まで歩くことにした。

ところが、これが意外と距離があり 最後は疲れてやっと善師野駅にたどり着いた。


『山歩き』 index へ