阿寺山地田立の滝・夕森天然公園

行った日 : 2002年7月20日(土) 晴れ

メンバー : 会社の同僚 5名

場所  : 長野県南木曾町 田立の滝(たたちのたき)・夕森天然公園(1560m)
      中央自動車道 中津川I.C→国道19号線

 


8:30
9:25/9:35
9:55/10:10

10:58/11:08
11:43
12:15
粒栗駐車場
螺旋滝
天河滝
不動岩
林道出会
林道終点
天然公園
16:00

15:05/15:12
14:20/14:35
14:00/14:10
13:35
13:15
中央自動車道 中津川I.C から国道19号線を木曽福島方面に向かって20分ほど走り、南木曾町に入ったらすぐに「田立の滝」の看板が見える。そこを左折し しばらく集落の中の複雑な道を走るが、要所要所に案内標識が出ているので 見落とさないように注意が必要だ。
オートキャンプ場を過ぎ やがて田立の滝の顕彰(?)碑が立つ粒栗駐車場に到着。

オートキャンプ場を通ったのは午前8時頃だったので誰も居なかったが、帰りに通った時は多勢の人たちがキャンプをしていた。そうだ今日から学校は夏休みだ。


駐車場に立つ『滝の碑』
粒栗駐車場の脇が登山口になっている。ここのトイレは地元の方がこまめに清掃されているのか、こういうところのトイレにしてはきれいだ。
清掃協力金200円/人を払って、登山開始。

1時間弱で最初の「螺旋滝」に到着。(この螺旋滝だけは、登山道から外れ下へ下っていくが、それ以降の滝は、登山道沿いにある)

その後は、滝の連続。下から順に「洗心滝」「霧ヶ滝」「天河滝」「不動滝」「そうめん滝」と、それぞれ特徴のある滝が次々と現れ、梅雨明けの暑苦しさを吹き飛ばしてくれる。
それぞれの滝は写真を見ていただくとして。。。。。

そうめん滝を過ぎると しばらく檜木の林をのぼり、林道に出る。
ここまでの道は、花崗岩と桟道が多く、前日までの雨のせいで よく滑る。気をつけて歩いているつもりであるが、一瞬気を許した途端に『ツルリ』『スッテン』、私を含めて四人が転んでしまった。

林道出会いから30分強は 面白くない林道歩き。
途中の道路脇に「長野営林局」とかかれた ハイエースバンが置かれている。もちろん旧旧旧型でナンバーもついていない。試しに ドアを開けてみたら開いた。雷に見舞われた時の避難小屋替わりになりそうだ。


岩をくりぬいたトンネル

下から見た不動岩の絶壁

林道終点から、再び笹を分けながら登ること約20分で平らな湿原に出る。しかしそこはまだ山頂ではなさそうだ。さらに笹を分けたりして進み ようやく山頂(といっても三角点は無い、「天然公園」の看板と見晴らし櫓がある)に到着。

昼食をとり下山。今度は林道出会いから山道に入らずもう少し林道を歩き、不動岩を目指す。
林道の途中に岩をくりぬいたトンネル。長さはほんの10m程であるが、とても涼しい。暑い林道歩きの中でホッとする瞬間である。

やがて、右折して山道にはいると程なく不動岩展望台。
突然岩場に出ると視界が開け、前方は山に囲まれた木曾谷の町々が繋がる。眼下を恐る恐る覗くと100m以上あるのではないかと思われる絶壁。そこから涼しい風が下から吹き上げてくる。なんとも言えない感動の一瞬。
写真でも文章でもうまく伝えられないのが残念。

右の写真は、登山道途中から見た不動岩、あの上に立っていることを想像してみて下さい (^_^;)

不動岩から下ると、不動滝の上流「雲上橋」で、登ってきた道と合流。再び「不動滝」「天河滝」「霧ヶ滝」「洗心滝」を見ながら下山。

花崗岩・桟道が多いこの道は 前日までの雨の影響で登りは大変滑りやすい状態だった、この分では下り が思いやられると心配していたが、午後は幾分乾燥して歩きやすい状態になっていた。

帰りは少し回り道をし、南木曾温泉 木曽路館で入浴。


滝を一挙大公開 それぞれの写真をクリックすると、詳細写真を表示します。(サイズが大きいので、ご了承ください)
螺旋滝 霧ヶ滝 天河滝
不動滝 龍ヶ瀬 そうめん滝


『山歩き』 index へ