南飛騨 白草山・箱岩山
行った日:2001年10月27日(土) 晴れ
同行者 :会社の同僚。 私を含めて 計8名
場所 :白草山(1641m)、箱岩山(1669m)
中央高速 中津川 I.C==国道247号線==乗政温泉==黒谷林道
8:00/8:17 8:47/8:55 10:00/10:10 10:28 10:43/11:00 11:20/12:20 13:30/13:37 14:02 |
黒谷林道ゲート 林道終点登山口 尾根 箱岩山分岐 箱岩山山頂 白草山山頂 林道終点登山口 黒谷林道ゲート |
「白草山は眺めが良く南飛騨では人気のある山だ」と以前から聞いており、一度行きたいと思っていた。今回は私が企画役となり、会社の同僚を誘って出かけた。
会社の同僚と行くのは4回目。最初は2人だったが、話しを聞いて「私も行きたい」という人があり、2回目は3名、3回目は6名、そして今回は8名と急速にメンバーが増えた。
今回も中央高速経由なので、前回(木曽駒ヶ岳)と同様、中央高速
小牧東I.C付近の会社施設に集合。2台の車に分乗して
6:10出発。
中央高速 中津川
I.Cから国道247号線に入り、下呂方面に向かう。
途中、舞台峠を過ぎると白草山右折の標識があるが、右折せず直進。(ここを右折すると、鞍掛峠からの登山道に出るが、今回はその先の乗政温泉からのルートで登る計画)
さらにその先、乗政温泉の標識で右折。しばらくは2車線の道路だが、乗政温泉を過ぎると急に道幅が狭くなり、どんどん登っていく。途中から舗装もされてないガタガタ道になり、車高の低いアルテッツア・ジータは、スピードを落として慎重に進む。
やがて、右側にプレハブ小屋のある四辻に出る。直進すれば寺田小屋山、左折は工事中、右折すると黒谷林道のゲート。高度は約1000m。
コースの概要を説明した立派な看板が設置されており
わかり易い。ここに車を置いて、黒谷林道を歩くことになる。
林道を歩いて背後を振り返ると、飛騨の山並みが見渡せる。周りは山、山、山、本当に山の中に来たのだなあ と実感する。
紅葉真っ盛り |
30分ほど歩くと林道終点。「白草山登山口」「 山頂2.7km」の看板があり、丸太の橋を渡って、登山道に入る。
絶好の天気で空気は澄み渡り、紅、黄、緑の木々が鮮やかに折り重なっている。まさに紅葉真っ盛り。こんなきれいな紅葉を見たのは何年ぶりだろうと思うほど。
頻繁に撮影タイムを取り、登るペースは遅くなりがち。
白草山山頂からの箱岩山 |
尾根に出ると、前方の展望が一気に開け、左側に箱岩山が見える。白草山は まだ見えないが、三岩あたりから見えてくる。
登山口から1時間半で、箱岩山・白草山の分岐点に出る。時間的にまだ早いので、先に左に折れて、箱岩山に行くことにする。
平坦な笹薮を掻き分けながら進み、薮から出ると目の前に御嶽がデンと構え、後ろには白草山も見える。
最後に少し登ると、いきなり山頂に出る。三角点があるだけで、標識も何も無い。「え!!
ここが山頂?」と思うほどあっけない。
北アルプスの山々や、白山、今まで登ってきた道などが見える。東(御嶽方面)だけは、残念ながら樹林で見えないが、全体としては良い眺めだ。空も美しい。
箱岩山から白草山を望む |
写真を撮ったりしながら15分くらい休憩した後、白草山に向けて来た道を戻る。
分岐から白草山方面は、なだらかな整備された道なので、散歩気分で歩ける。
ドウダンツツジの紅葉は既に終っているようで、一面の背の低い笹が、緑の絨毯を敷いたように見える。
白草山山頂 |
山頂より木曽御嶽山 |
山頂は、360度の大パノラマ。東に木曽御嶽山、そのやや北に乗鞍(その後ろには槍ヶ岳、穂高も見えるとのことだったが、私にはわからなかった)。さらに北へ行って薬師、西方へ回って白山、南には恵那山(?)
等等。 しばらく見とれていた。
期待に充分応えてくれた眺望と天候に大満足。
山頂には、既に二組ほどのパーティがおられたが、私たちが居る間にも、次々と登ってこられ、多い時は40人くらいの賑わいになった。
山頂で昼食、景色を堪能し下山。
白草山は、急な登りも 岩場も無く、景色が素晴らしく、初心者にも無理なく楽しめる山だと思う。 是非お勧めしたい。
下山後、通り道に看板があった乗政温泉一乃湯に 立ち寄ったが、
ここの風呂は期待外れであった。
下呂温泉まで、足を伸ばした方が良かったようだ。