飛騨 尾城山

行った日 : 2003年4月27日(日) 晴れ

メンバー : K社山楽会  9名

場所  : 尾城山(おしろやま)(1133m)
      国道41号線→県道下呂白川線→国道256号線→御宮有本林道 


8:50
9:12/9:22
9:50/10:50
11:15
登山口
休憩所ベンチ
山頂
登山口

いつもより遅い、7:00に各務原市集合・出発。

国道41号線を北上。白川口を右折して 県道下呂白川線 通称白川街道に入る。
東白川村役場を過ぎたところで左折、狭い山道に入っていく。ドンドン登っていくので  まもなく登山口到着かと思っていると、今度は下り始める。
え!! 折角これだけ上ったのにと思っているとドンドン下っていく。
どうやら登り口はもっと先のようだ。(後で家へ帰ってから調べたら、これは国道256号線 であった。県道よりも狭く曲がりくねっているので まさか国道とは思わなかった)


登り口

吉田橋を右折、上佐見の集落を過ぎたあたりで 『尾城山登山口 5km』の道標がある。
道標にしたがって 御宮有本林道に入っていくと 登山口がある。周りに4〜5台の駐車スペースがあるが今日は1台も停まっていない。

登山口の案内板によると、

尾城山には 元亀年間 飛騨を領した三木勢の隠し砦があって、 南から攻めてくる苗木の軍勢の行動を監視し この山頂で のろし を上げて舞台峠にあった威徳寺城へ知らせたという。
尾城山から威徳寺城へ通ずる軍用道路の跡が今もある。
尾城とは尾根にあった城という意味。

山頂まで60分と表示されている。今日はハイキング気分。

山頂広場

杉林の中を 沢に沿って登る。昨日までの雨で水量は随分多く沢というより渓谷という感じ。
途中 丸太の橋を2度ほど渡るが 滑り易くなっており注意。

20分ほど登ると、ベンチが供えられた休憩所に着く。休憩には早い感じがするが 後30分の表示があるので 急ぐことは無い。。。と休憩。

後半は、やや傾斜がきつくなり、昨日までの雨、粘土質の土ともあいまって、滑りやすく登りにくい道であったが 程なく山頂に到着。

山頂は良く整備されており、ベンチもたくさんある。まさに軽いハイキングにはちょうど良い距離、 整備状態で 地元の小学生も良く登るらしい。「○○小学校△年 登頂記念」などと言うカードが一杯ぶら下がっている。

ただ少し興ざめたのは、山頂の表示板がビニールに覆われていたこと(右写真)。たった1枚のビニール が自然の雰囲気を随分壊すものだと改めて感じた。

小秀山・御嶽方面

頂上からの眺望は あまり良くない。北西に真っ白な雪をかぶった白山が微かに見える。
南方も一部視界が開けているが、どこの山か良くわからない。そのほかの方向は(恵那山も)樹林にさえぎられて見えない。

山頂から50mほど東に行くと、小秀山・御嶽山展望台がある。
そこからは、小秀山は見えたが、御嶽山は残念ながら裾のほうがわずかに見えただけで、上部は雲がかかって見えなかった。

山頂で、早い昼食を摂り のんびり過ごした後下山。

下山は、皆快調に(?)飛ばし、わずか25分で 登り口に到着。午前中に下山してしまった。
今日は選挙(統一地方選後半)もあるので、温泉なしで早めに帰宅。

名古屋から参加した私は、移動時間6時間半、実際の登り・下り1時間半という山行であった。


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