鈴鹿山脈 御池岳、鈴北岳

行った日 : 2002年11月17日(日) 晴れ

メンバー : 学生時代からの友人F氏と2名 

場所 :鈴鹿山脈 御池岳(1247m)、鈴北岳(1182m)
     三重県 藤原町 : 桑名駅、国道306号、鞍掛トンネル手前


10:10
10:24
11:04/11:15
11:33
12:15/12:22
12:43
12:58/13:30
14:09
14:22
14:40
コグルミ谷登り口
タテ谷分岐
カタクリ峠
真の谷分岐
御池岳山頂
真の池
鈴北岳山頂
鞍掛峠
鞍掛トンネル入口
コグルミ谷登り口
御池岳(丸山とも呼ばれている)は鈴鹿山脈の最高峰。標高は、私が持っている案内本 (山と渓谷社:名古屋周辺の山200)では1234m、同じ山渓 出版の登山地図帳『鈴鹿』では1243mと なっており、現地山頂の標識は1247mとなっていた。ここでは、現地表示を採用させてもらった。

学生時代の友人F氏と今年初め 久しぶりに会った。その時私が山歩きを始めたことを話したら、是非一度一緒に 行こうということになった。(F氏は以前から方々の山に行っている)
しかしF氏は現在関西へ単身赴任中。 ようやく実現の運びとなった。

鈴鹿をホームグランドとするF氏なので、案内をお任せし、私はついて行くだけ。

珍しく電車で出発。桑名駅前でF氏の車に拾ってもらい、306号線を北上。
藤原岳を左に見、さらに進むとやがてカーブの多い山道になるが、完全舗装の2車線で道は良い。
桑名駅から1時間ほどで、コグルミ谷登り口に到着。


白船峠分岐(カタクリ峠)

真の谷分岐

谷沿いに登り始めるが、最近 楽なところばかり登っていたせいかきつい。

15分くらいでタテ谷分岐。さらに直進。途中足場が悪いところを避けて 谷の中の石を登ったためか長命水を見逃してしまったようだ。
「長命水についたら休憩しよう」 「まだか?」 「おかしいな地図からすればもう着いても良い頃なのに。。」と思っているうちに白船峠分岐(カタクリ峠)に着いてしまった。

この辺りから、先週降ったのか雪が残っている。 真の谷分岐を過ぎ御池の最後の登りにかかるころは、かなり雪が残っており歩く所だけが溶けてグチャグチャ、ツルツル。
今日は電車での移動だったので ストックを持ってこなかったが、杖無しでは手をつかないと登れないところも2〜3ヶ所。木ぎれを探したが適当なものが見つからず、手袋は泥で汚れてしまった。

しばし悪戦苦闘のうち 人声が聞こえたかと思ったら、ひょっこりと御池岳頂上へ出た。


御池岳山頂

頂上は、狭く潅木に囲まれて見晴らしも良くない。写真だけ撮ってそそくさと鈴北岳に向かう。

笹の上に積もった雪を踏みながらF氏の後について行くが、足跡は少ない。どうも通常ルートではなさそうだ。 やや不安になるがF氏はお構いなくどんどん先に行くので仕方なく追いかけていく。

いくつか池(というより水溜りと言ったほうが良いか?)の脇を通り、最後に潅木の茂みをくぐり抜け、 真の池手前で正規の登山道に出た。
ストックを持たぬ私に配慮して、泥濘の無い道を選んでくれたのである。
で、この道を以前から知っていたのかと聞くと、「いや知らない、進む方向はわかるので後は適当に歩いただけ」と。
とても私のような初心者には真似が出来ない。


鈴北岳手前から御池岳を望む

広くなだらかに広がった日本庭園を通り
…といっても、私には ただの野原に見えただけだが(^_^メ)…
最後鈴北岳の直前に、右写真のような石灰岩のオブジェがあり、頭の中で無理やり庭園に結び付けた…
やがて鈴北岳の山頂に到着。


鈴北岳山頂

鈴北岳山頂の展望はまずまずだが、この日は晴れでも遠くは霞んでおり、視界としては養老山脈から伊吹山までが限界であった。

風をよけるため、山頂南側に戻って昼食。ポカポカ陽気で暖かい。こんなに暖かくなるとは予想していなかったのであり難い。

腹ごしらえも出来たので、下りは快調。
鞍掛峠を経由して鞍掛トンネル手前の駐車場に下山。
山の上からは紅葉は見られなかったが、ここからコグルミ谷への国道からはきれいに見え、最後に紅葉を愛でながら舗装道を駐車地に向かった。

紅葉の写真をこちらに掲載しました。


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