納古山 (のこやま)

行った日 : 2002年2月9日(土)曇り のち 晴れ

メンバー : 会社の同僚 5名 

場 所 : 岐阜県七宗町 納古山(632.9m)
       国道41号線


今回の山歩きは一週間ほど前から予定していたが、2日前までの天気予報は「曇り時々雨、 降水確率60%程度」だったので、半ば諦めていた。
ところが前日になって、曇り時々晴れの予報に変わったので、見晴らしは良くないかもしれないが、 雨は降らなさそうだ、と行くことに決定。

ウォーミングアップに鳩吹山に登ってから、納古山に向かった。

鳩吹山山麓から40分くらい走り、国道41号線「道の駅ロックガーデンひちそう」を 過ぎたところで41号線は大きく右にカーブするが、まっすぐに細い道に入っていく。
10:22
10:45
11:00/11:10
11:40
12:00/13:07
14:15
中級コース登山口
水場
岩場下
初級コース分岐
山頂
初級コース登山口
「JR高山線の踏切を越えたところにある遠藤製材所の工場の間にある道路を左折する。 注意していないと通りすぎてしまう」というネットの記事を参考に行ったが、やはり わずかに通りすぎてしまった。本当に踏み切りを越えてすぐだった。
引き返してみると、左折した後の道路に白いペンキで「納古山登山口」と書いてある。

しばらく未舗装の林道を進むと、中級コース登山口があるが、その手前の駐車場はすでに 満杯だったので、少し奥に車を止め、準備してから中級コース登山口まで引き返す。 (行は中級コース、帰りは初級コースの予定であるが、初級コースの下山口はもっと奥なので、 帰りの車までの距離がそれだけ短くなる)

いたるところに倒木が。痛々しい

中級コース登山口には「難路」と書いてある。どの位の難路だろうと多少不安を感じながら歩き出す。

登り始めると、やたらと倒木が多い。極端に道を塞いでいるものは切ってあるが、何度も乗り越え・ ある時は潜りで非常に歩きにくい。

倒木のほとんどは葉がまだ青々としており、幹の折れている個所も生々しい。どうやら1月3日の記録的大雪 (名古屋では)で倒れたようだ。
あまりの多さに勿体無いような気もするし、痛ましい思いもする。

やがて、潅木地域に出ると倒木はなくなるが、今度は岩場だ。
鳩吹山でも 岩登りがあったが、今度の岩場のほうが足場はよく登りやすい。しかし角度と距離は こちらのほうがある。鳩吹山がちょうど良い練習になったようだ。

登るにつれて、靄も次第に晴れ天気が良くなっていく。途中から濃尾平野や雪をかぶった恵那山など 遠くの山々も見えるようになってきた。
初級コースとの合流点あたりからは、緩やかな歩きやすい道になり、やがて予定していた時刻どおり山頂に到着。


納古山 山頂

山頂にはお地蔵さんが

幸いにして、天気もかなり良くなっており 下の方は 視界良好。期待どおり360度の眺望。
眼下には飛騨川、 美濃加茂方面の町並み、少し先に目をやると 先ほど登った鳩吹山はもちろん、遠くは名古屋駅JRセントラル タワーズ、東山スカイタワーまで見える。
ここまで期待していなかったので、大満足。

山の方は、雲が残り完璧ではなかったが、恵那山はほぼ頂上まで見えるし、南アルプス・中央アルプスの山々 (多分)も見える。
北の方 白山や大日ヶ岳は上の方は多分雪だろう、雲に霞んで見える。

山頂は長径20m×短経10m強の楕円形の広場になっており、中央に丸く石垣が組まれており 越しかけるのにもちょうど良い。中央には かわいらしいお地蔵様が置かれている。

景色を楽しみながら、ゆっくり昼食。 1時間ほど過ごしてから、今度は初級者コースで下山。


岩場こそ無いが、結構きつい坂もある。こちらは倒木は少ない と思っていたら上のほうだけで、 降りていくにつれて また倒木が増えてくる。

コップがたくさん置かれた水場に差し掛かかり、もうそろそろ下山口に着いてもいい頃なのに  薄暗い樹林帯が続くな〜と思っていたら、突然上から 蛙が「おかえりなさい 今日もご苦労様」 と迎えてくれた。

帰りは、白川町まで行き、白川温泉飛水館で入浴。


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