奥三河、寧比曽岳、筈ヶ岳

行った日:2001年8月18日(土) 曇り時々晴れ

同行者 :会社の同僚 M氏

場所  :寧比曽岳(ねびそだけ:1121m)、筈ヶ岳(はずがたけ:985m)
          名古屋から猿投グリーンロード経由、国道153号、足助町から県道33号(瀬戸〜設楽線) 大多賀峠


7:10
7:28
7:41/7:46
8:06/8:10
8:26/8:40
9:09
9:35
9:45
いこいの村愛知
大多賀峠
第1休憩所 
第2休憩所
寧比曽山頂
林道交差
筈ヶ岳分岐
筈ヶ岳山頂
13:05
12:48
11:25/11:30

11:03/11:55 *
10:20
10:00
9:50
*寧比曽山頂 昼食後 富士見峠 往復20分 

登り口は、伊勢神峠、大多賀峠、段戸裏等いろいろあるが、今回は、伊勢神峠と大多賀峠の中間、いこいの村愛知の東海自然歩道から入る。

今回の道は、伊勢神峠から筈ヶ岳分岐まで、東海自然歩道になっており、よく整備されていて大変歩きやすい。

大多賀峠登り口

20分弱で大多賀峠に到着。
ここから登る人が一番多いようだが、いきなり階段の急登に入るので、その前20分ほどのウォーミングアップはちょうど良い。
ここの階段は少々きついが、そんなに長くはない。
すぐに、なだらかな登り道となる。道は広いし、石が少なく、粘土質の土の上に適当に朽ち葉が乗っかっておりクッションも柔らかく本来大変歩きやすい道だと思うが、昨夜雨が降ったのだろうか 濡れており、よく滑る。
寧比曽山頂まで、比較的登りやすい道が続く。
山頂は、うす曇といった感じで、周りの山々が霞みがかって見える程度。それにしても人が少ない。ここまでに出会ったのは、一人と山頂でお会いした夫婦一組だけ。盆休みの最後なので、Uターンか休養で 出かける人は少ないのか?

寧比曽山頂

山頂には、テーブル・ベンチのほかに、屋根付きの休憩所もありなかなか快適。

予想はしていたが、ここで引き返すのはやや物足りないので、もう一つ西の『筈ヶ岳』まで足をのばすことにして出発。 しばらく快適な道が続くが、15分くらい行ったところから、急な下り坂となる。粘土質の土に水分をたっぷり含んでおり、よく滑る。慎重に降りたつもりだが、同行者に話し掛けたとたん スッテンコロリンとやってしまった。 帰りの登りも含めてここが今回の行程の一番の難所(?)だった。

筈ヶ岳山頂

やがて、東海自然歩道から分かれて筈ヶ岳の標識が出る。しかし筈ヶ岳までどれだけあるか書いてない。そちらへ折れるといきなり胸の高さくらいの草叢にはいる。かろうじて道がわかる程度。
10分程度草叢を掻き分けて進むと松ノ木が一本あり、そこに『筈ヶ岳』と書いたかわいい札がぶら下がっていた。
「エッ!! これが山頂???」と思っていたら、数メートル先の草叢の中に三角点と石碑があった。
山頂広場も全面草叢、とても食事をする雰囲気ではないので、早々に退散。
出かける前にネットで調べた範囲では、こんな記述はなかった。途中の道は広い、寧比曽が見える、
山頂は眺望が良い、などと書かれていたので 期待していたのだが。季節が悪かったのだろう。
晩秋から初冬、春から初夏あたりにもう一度訪れ手てみたい。

同じ道を、寧比曽山頂まで引き返して、昼食。
この少し前頃から、樹林の中を歩いていても感じるほど心地よい風が吹き出していたが、山頂までくると薄手の半袖シャツ1枚では少し寒いくらいであった。
まだ時間もある、体力の余裕もある。
先ほど山頂でお会いした夫婦の方が、「この先に富士見峠がある、私たちは時間がないのでその峠まで行って帰る」とおっしゃってたので、多分近くにあるだろうと思って行くことにした。
段戸裏のほうに向かって、10分弱で着いた。休憩所とトイレがあるだけで、周りは木々に囲まれ何も見えない。案内板には「標高1120mのこの峠からは、かつて明石山脈や木曽山脈が望まれ遠くは富士山まで眺めることができました」と書かれてあった。

再々度寧比曽山頂にもどり、そこから下山。例によって滑りやすい下りなので、慎重に降りる。
登りと同じくらい時間がかかった。

名古屋市内の自宅に帰ったのが15時前、結構歩けたし、帰着も早く日帰りとしては適当なコースであった。もう少し良い季節に、下がぬかるんでいない時に再度行って見たい山だ。


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