飛騨 川上岳

行った日 2003年8月2日(土)曇りのち晴れ
メンバー 会社の同僚 5名
場所 川上岳(かおれだけ)(1626m)
国道41号線上呂駅前 →県道98号 上之田から山之口 登山口

長い梅雨の間、近場でお茶を濁していたが、久しぶりに晴れそう。
季節的には最適ではないかもしれないが、前から行って見たいと思っていた川上岳に行くことにした。
川上岳は1年ほど前 登り口まで行ったが、雨が降り出したので中止したのだった。
9:20
11:13/11:25
12:30
12:43
登り口
1445m休憩地
宮村分岐
山頂
15:50
14:33/14:45
13:45
13:37

登り口 県道98号 上之田集落の中、位山峠への道と分かれ左折(川上岳登り口の標識が出ている) 橋を渡ってしばらく行くと、道が狭くなり、やがて 狭い凸凹道になる。
道が悪いことは判っていたので、5人では多少狭苦しいが 今回はハイラックス・サーフで来た。
これは、大正解であった。乗用車やワゴン車では 多分腹を擦っていただろう。
しかも、サーフの持ち主は オフロード大好き人間。「久しぶりに 面白い道に来た」と満足げに運転。
後席に乗った人は 道路の凸凹が見えず 乗り越えるごとに大きく身体を揺さぶられるので、助手席に乗っていた私は、 凸凹を越えるたびに「ヨッコラショ!!」と声をかけ後席に知らせる。

そんな楽しいオフロードを10分余り走ると、ゲートがあり その手前に登り口がある。
5〜6台のの駐車スペースがあり、2台の先客があった。

登り口には「山頂まで5km」の道標と、「癒しの道」の看板がある。この看板 他にも何処かで見たような気がする。 (もしかしたら、前回ここまで来た時の記憶かし入れないが)

大足谷左岸を7〜8分歩くと、右岸に渡る。
ガイドブックにも「大足谷の流れを転石を伝って右岸へ渡る。かつて鉄製の小橋が架けられていたが、今は流失したままだ」 と書かれていたのを思い出した。

雨上がりで水量が多い。先頭を歩いていた私は渡れるか少々心配だったが、あとから続いてくるので「エイヤッ」と 対面の岩に足を掛けたところ、「ツルッ」と滑り 川の中へ「ポチャン」。
幸いにして、足首あたりまで水についただけで、靴下が半分濡れた程度で、靴の中まで水は浸入していなかったので助かった。
それより悔しいのは、少し下流に 鉄製の渡し板があったのだ.... ガイドブックによる先入観にとらわれ確認しなかった ことを大いに反省。

川を渡るとジグザグに登り始める。
1時間余り樹間を登ると、後方が開けてくる。一番手前は仏ガ尾山か、遠くには御前山、下呂御前山らしき山並みが見える。

宮村分岐から川上岳 更に30分ほどで少し開けた休憩地に着く。立木に「1445m」と彫られていた。
ここから 傾斜は緩くなり、多少のアップダウンを繰り返し、大足谷源流の小さな流れを3度ほど渡る。
ここの水は復路汲んで帰ったが 冷たくて美味しかった。

やがて、馬瀬村からの登山道と合流し、さらに一登りすると宮村からの登山道と合流するピークに達する。
直角に右折すると、川上岳の山頂が目の前(左写真)
一旦下った後登り返すと山頂に到着。

山頂からは、位山、舟山、仏ガ尾山が手前に、後ろには 御前山・下呂御前山(多分)が連なっている。
視界は360度。 晴れてはいるが、遠くまでは霞んで見えない。
良い時は、御嶽山、乗鞍、北アルプス、白山まで見えるそうだ。なお、隣の位山までは「天空遊歩道」と呼ばれる気持ち良さそうな なだらかな稜線が繋がっている 。時間があれば行って見たいところだが、往復は時間的に無理のようだ。(左写真の右奥が位山)

山頂


帰路は 下呂温泉 ヘルシーパルで入浴


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