美濃・福井県境   冠山

行った日 2003年8月24日(日) 薄曇時々晴れ
メンバー K社山楽会 8名
場所 岐阜県藤橋村、福井県池田町境 冠山(かんむりやま)(1257m)
国道303号線 → 国道417号線 →  冠峠林道


今年の春 虎子山に登った時、 北東に変わった形の山を見た。
その時初めて冠山を知り、一度登って見たいと思っていた。

建設続行の可否が話題になっている 徳山ダムからさらに奥へ 登り口までのアプローチはうんざりするほど長い。

9:30
10:32
10:43/11:30
11:38/12:00
12:58
登り口
冠平
山頂
冠平
登り口


登り口 登り口は、岐阜県と福井県の県境 冠峠にあり、 特徴のある冠山と同じ形ををした大きな石碑が建っている。
石碑の脇には、向かって右側に「美濃国 徳山村」と「美濃国 藤橋村」の名盤が並んでいる。
もともと、ここは徳山村であったが、徳山ダム建設のため住民は移転し 村そのものが無くなってしまった (厳密には、藤橋村と合併)。敢えて徳山村の名盤を残したようだ。
向かって左側には「越前国 池田町」の名盤が添えられている。

登る時は、冠山は半分以上ガスがかかってよく見えなかった。 左の写真は下山後撮ったもの

登山口から東の方へ歩き始めると間もなく登りになる。15分位ややきつい 登りを終えると、あとは いくつかの短いアップダウンを繰り返し、1時間ほどで左側に広々とした高原状の 場所に出る。冠平である。

休憩には絶好の場所であるが、目の前に頂上までの急峻が控えており、ここで休憩すると登る意欲 が失せそうになるので、休まず一気に登ることにした。
冠平の入り口を右折し、深い掘割状の中を少し進むと、急な岩場になる。慎重に足場を探しながら、時には ロープのお話になり、時には四つん這いになり、あえぎながら10分ほど登ると、山頂に到着。

山頂は遮るものは無く360°の展望であるが、残念ながら遠くは霞んで見えない。

しかし日差しは強い、しかも無風。暑い。時刻は午前11時にもなっていない。
ということから考えると、まだ昼食という雰囲気ではないが、なぜか山頂に着くと昼食というのが 無意識の習慣に なっているのだろう、皆迷うことなく昼食を始める。

山頂はあまり広くなく、徐々に混雑してきたので、記念撮影をして下山開始。

例の急な岩場を ロープに掴まりながら下り、冠平で今度はのんびりと休憩し下山。

山頂

帰路は 久瀬村 白龍の湯(露天風呂のみの こじんまりとした温泉)で入浴


冠山の花
ツルリンドウ クガイソウ
シモツケソウ ツルニンジン(ジイソブ)

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