鈴鹿山脈 鎌ヶ岳

行った日 : 2002年4月13日(土) 晴れ

メンバー : 会社の同僚 8名

場所  : 鎌ヶ岳(1161m)
      東名阪自動車道 四日市I.C→国道477号線 旧鈴鹿スカイライン 武平峠下

ルート : 武平峠 → 山頂 → 岳峠 → 長石谷 → 湯の山温泉

 

9:30
9:43
10:45/11:15
11:28
13:40
武平トンネル手前駐車場
武平峠
山頂
岳峠
大石橋
愛知県日進市に集合。AM7:00 車2台で出発。
鈴鹿スカイラインに入り途中、裏道登り口や、一の谷茶屋あたりの駐車場は ほぼ満杯。何台も上を目指していくので、武平峠あたりも満車ではないかと心配したが、武平トンネル手前の駐車場は、十分の空きがあった。
(武平トンネル手前には、南側にトイレも備えた大きな駐車場があり、北側にも十台くらい停められるスペースがある) 

一台の車を、下山予定の 一の谷茶屋付近に回送。
その間に、登り口を探す。(駐車場に到着した時、他のパーティから登り口を聞かれたので、下調べしていた方向を指したら、「今 そちらのほうに行ったが見つからなかったので、戻ってきた」と言われ、若干不安になり、下調べ)
登り口はすぐに見つかった。駐車場の奥から 一度南側の沢に降り、スカイラインの下を潜って、武平峠登り口に取り付くのが、正規のルートのようだが、我々は少々ショートカットし、スカイラインをそのまま武平トンネル方向へ歩き、トンネル入口直前の 北側の登り口(武平峠の道標が出ている)から登り始めた。


ほぼ中間地点から山頂を仰ぐ

いきなり 足場の悪い急登があるが、この後の行程を考えれば、まだまだ序の口。すぐに武平峠に出る。
武平峠は十字路になっており、右折すると「御在所岳」、直進すると旧野洲街道をたどり「雨乞岳」、左折すると「鎌ヶ岳」に繋がる。

左折し、しばらく空堀状の滑りやすい道を進むと、やがて尾根に出、後ろに御在所岳、右後ろに雨乞岳が見え、前方に鎌ヶ岳が突き出すように聳えている。

緩やかな上り下り、急登を繰り返すうちに、急に左手眼下に湯の山方面、前方に鎌ヶ岳山頂が見渡せる 開けた所へ出る。ほぼ中間地点。ここで休憩。

やがて下に、大きく崩れたようなガレ場が見え、三の谷登山道と合流。さらに足場は悪くなり、ゴロゴロの石や 岩を乗り越え、胸突き八丁の鎖場を乗り越えると山頂。

山 頂

山頂には 鯉のぼり が

山頂は南北(?)に長く、北からは御在所岳、雨乞岳、東には雲母峰、南には入道ヶ岳 その奥には、仙ヶ岳、宮指路岳 などが移動するにつれて見える。中央には 天照皇大神宮社が奉られている。

東(左)の雲母峰から南西・鎌尾根までのパノラマ(合成写真)


岳峠 背後の岩山

今日は、下山後 バーベキュー&鍋の予定なので、昼食は摂らず、30分くらい休憩の後、今度は岳峠、長石谷経由で下山。
こちらも、石がゴロゴロ、岩がデコボコで、容易な道ではない。

15分足らずで、鎌尾根と長石谷分岐の 「岳峠」に着く。ふと後ろを振り返ると、大きな石が絶壁のように積み重なっている。圧巻。

岩ばかりの谷あいを降りていく。最初は水が無かったが、降りるに従って水が増えていき、やがて沢を、右に左に石を飛び越えながらの道になる。掴まる木もあまり無い。
石がゴロゴロした長い谷だから、長石谷というのか。

もともと 下りが苦手な私が、遅れ始める。
「山が笑う」という言葉があるそうだが、山が笑う前に「ひざが笑い出した」。
なんとか他の人のペースについていこうと頑張るが、着地の際の足の感覚が鈍くなってきている。一度、ポンと石を飛び越えた瞬間に、ふらつき 危うく水の中にポチャンと落ちそうになったが、辛うじてストックで支えて難を逃れた。

後から考えてみると、前日と当日の朝 ほとんど炭水化物を摂っていない。これが影響したのだろう。
山に登るときは前日から しっかり炭水化物を摂っておいた方が良い と聞いた事があり、今までは (少なくとも当日の朝は)しっかりご飯を食べていたが、今回は それをしてなかったし、山頂でも食べなかった。こんなに違うのかと あらためて認識した(教訓)


写真だけでごめんなさい

途中で、道を間違え 10分ほどのロスタイムもあったが、コースタイム2時間の所を、2時間半かかってようやく下山。

2人が武平峠下駐車場まで車を取りに行く間に、バーベキューのできそうな場所を探す。
幸い、10分ほど下った所 湯の山温泉付近に絶好の場所を見つけた。車の到着を待ち、 準備。
バーベキューとキムチ鍋を たらふく食べ、湯ノ山温泉 グリーンホテルで温泉に ゆったり浸かって帰路に。

帰宅は19時半。疲れたが満足の1日であった。

車を回送していただいた、Kさん・Sさん、前日から食材の準備をしていただいたFさんご夫妻に感謝。 m(__)m


『山歩き』 index へ