西濃 池田山

行った日 : 2002年3月31日(日) 晴れ

メンバー : K社 山楽会 12名

場所  : 池田山(923.9m)
      岐阜県 池田町 

登り口の霞間ヶ渓は桜満開


霞間ヶ渓登り口

例年より 10日ほど早い桜の開花。
東海地方も例外ではなく、岐阜市から さらに北西に行く池田町でも、満開が予想される。
池田山の登り口 『霞間ヶ渓(かまがたに)』は桜の名所として知られている。

午前7時過ぎ、登り口駐車場に着いたが 既に残りスペース3〜4台しかない。帰りはさぞ混雑するだろうなと思いながら出発。

7:30
8:55/9:05
9:30
9:50/10:00
10:15/11:40
12:10
12:25/12:40
13:40
霞間ヶ渓登り口
車道交差 東屋
焼石神社
売店(車道終点)
山頂
焼石神社
東屋
登山口

ドライブウェイ脇の東屋

桜が咲いているのは登り口だけで、途中はまだ咲いていない。しばらく、黙々とのぼりが続く。
野草の花も思ったより少なく、途中でスミレと ショウジョウバカマを三ヶ所ほどで見た程度。

1時間20分ほど歩いたところで、急に前方が明るくなったと思ったら、開けたところに東屋があり、そこへ登ってみると 目の前には ドライブウェイが通っている。 (池田山は、頂上近くまでドライブウェイが通っており、夜景が綺麗に見られる山としても有名だそうだ)

小休止。

ハンググライダー離陸基地から濃尾平野を 望む

車道を横切って再び登山道に入り、しばらく登ると また車道に出、その先が焼石神社。雨乞いの龍神様を奉ってある。

車道を少し歩くと、ハンググライダー・パラグライダーの離陸基地がある。準備をいている人に尋ねたら、「今日は暖かく 風も強くないので 上昇気流を捉えやすく、絶好のハンググライダー日和」とのこと。

こうして何度も 車道を横切りながら登り、 また車道に出ると新しい売店がある(閉店中であったが)。
売店前の広場から、西側 目の前に伊吹山が見える。あまりに近すぎて、伊吹山のドライブウェイも丸見え。山が削られ 包帯を巻いているようで、あまり感心できない景観だ。

この広場が ドライブウェイの終点(その先も道路はあったが、工事中で閉鎖されていた)。ここから、ハンドバッグを持ち、 普通の靴で山頂を目指すグループも 何組か見かけた。

山頂には新しい展望櫓が

ドライブウエイ終点から、15分ほどで山頂に到着。樹が刈り込まれ、新しい東屋と展望櫓がある。

櫓に登ると 南の大垣、岐阜市内から、東を回って北には 雪をかぶった 白山、能郷白山、奥美濃の山々が見える。
右下の方には、赤・青・黄・白と、色とりどりのハンググライダー・パラグライダーが、優雅に宙を舞っている、さぞ気持ちが良いことだろうと羨ましく思いながら、しばらく景色に見とれる。

以前登った人の話しによると、山頂は 何も無く、樹が生い茂っていて何も見えない 狭いスペースしかなかったそうだ。
多くの人に登ってもらえるように、環境整備をするのも良い事だが、先ほどの伊吹山のようには なって欲しくない。難しいところだ。

幹事さんが作ってくれたヤキソバやコーヒーを頂きながら、山頂でゆっくり過ごし 下山。

休憩を除いて実際歩いた時間は、4時間強か? 見掛けによらず距離があった。登り口からの標高差も800m以上あるようだ

昼過ぎの霞間ヶ渓は、花見客で大混雑。車も思うように進まない。
池田温泉に向かったが、普段なら5分くらいで行けそうな所が20分強かかった。温泉も混雑していたが、いい湯だった。山に登った後の温泉も楽しみの一つ。


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