伊吹山

行った日 : 2003年6月7日(土) 曇り

メンバー : 会社の同僚 8名

場所  : 伊吹山(いぶきやま)(1377m)
      名神高速道路 関ケ原I.C → 国道365号線(北国街道) → 坂浅広域農道


どうせこの時期 どこへ行ってもすっきりした 見晴らしは期待できない。ならば、花の多いところにしよう。 ということで伊吹山に決めた。

6月末で異動になるT氏の送別登山でもある。

9:50/10:00
10:12
10:36/10:43
11:20/11:25
12:15/13:15
13:57/14:05
14:17
ゴンドラ乗り場駐車場
三合目(伊吹高原ホテル)
五合目
七合目
山頂
五合目
三合目

三合目までは車で上れるという未確認情報もあり、密かに期待して行ったのだが、 やはり、ゴンドラ乗り場より奥は通行止めになっていた。
乗り場前の駐車場(有料1,000円/台)に車を停めて、三合目の 伊吹高原ホテルまで ゴンドラリフトに乗る(往復 1,000円/人)。

三合目から頂上方向を望む

ゴンドラリフトを降りると、目の前にド〜ンと 山が 立ちはだかっており、ジグザグ道が 上まで続いている。
山頂はガスがかかって見えないが想像はできる。さあこれからあそこまで登るんだ。
先に登っている人が点々と見える。多くの人が登っている。

「伊吹山は、木陰が無くて ただ暑いだけ。我慢の登山を強いられ好きではない」と言う話を  今まで複数の人から聞いていたが、今日は幸いにして曇り。空気もひんやりしている。

久しぶりの8人パーティ。3名が新しく加わったが、皆 同じ職場の仲間。ワイワイガヤガヤ 賑やかに上り始める。

五合目・山頂は右方向

さすが花の名山と言われるだけあって、登り初めから あちこちに花が咲き乱れている。
三合目付近には、アヤメがたくさん咲いている。他にもいろいろ。名前はわからない。
中には、平地に咲いている花も結構ある(誰かが、これはペンペン草だと言っていた) が、なぜか こういう所で見ると美しく見える。

新加入メンバーが3人もいるのにかかわらず 皆ペースが早い。
歩き始めて12分で四合目。さらに12分で五合目。少し早いがここで休憩。人が多い。

五合目には、ジュース類の自動販売機も設置されている。ハイキング気分で登る人も 多いのだろう。
実際に、スーツ姿で歩いている人を見かけたし、下る時には 金髪の女性が短パン・ サンダル姿で登っていくのとすれ違った。(両方とも 山頂まで 行ったとは思えないが)


山頂・日本武尊の像

ここから やや傾斜がきつくなり、七合目を過ぎると更に傾斜が増す。 その割には皆歩くペースは早い。 が・・・・・合目ごとに休憩が入る(^_^メ)

時折 心地良い風が吹いてくる。私は 一番後ろから花の写真を撮りながら ゆっくりついていった。
相変わらず花は多いし、登るに従って種類が変わってくる。登る前にいくつかは 調べてきたつもりだが 判ったのはグンナイフウロくらい
ニッコウキスゲも「まだ早いが運が良ければ」と期待していたが、見つからなかった。

九合目を過ぎ右手に歩いていくと すぐに平らな山頂遊歩道に出、一層人が多くなる。

広い山頂広場

山頂には何軒かの売店があり、みやげ物は勿論、食事もできるし  生ビールまで売っている(^○^)。急に観光地に紛れ込んだようだ。

売店ヨコに 「日本武尊」の像が立っている。ここが記念撮影の一番人気スポットで 人が写らないように写真を撮るのに ずいぶん待たされた。

広々とした山頂広場を さらに右手の方へ行くと測候所があり、その手前に三角点がある。 ここで昼食。涼しい風が吹いており、時折 下からガスが吹き上げてきて 寒く感じることもあるくらいだ。
暑い伊吹をイメージしていたので、今日の天候は絶好だったのだろう。
(見晴らしは良くないが、これは最初から期待していなかったし。。。)


山頂から三合目を見下ろす

昼食を摂った後 遊歩道を散策する予定であったが、昼食中に遠くで雷鳴が 聞こえてきたし、登る途中で花は十分堪能したので、散策はわずかにして、下山開始。

登山道は浮石が多いので注意しながら下りるが、それでも皆 早い。
三合目 伊吹高原ホテルを見下ろしながら下りていくわけだが、見る見るうちに 近づいてくるのが判る。

途中 多少渋滞(?)もあったが1時間あまりで三合目に到着。
雷は遠くで少し鳴っているだけで、近づくことは無かったので ヤレヤレ。


下山後は、琵琶湖畔の会社の保養所に宿泊。 温泉ではないが入浴。その後 恒例(になりつつある)送別大宴会。


たくさん見た花の一部 ・・・ハクサンフウロ(orエゾフウロ?)、アヤメ、オドリコソウ、 キバナノレンリソウ、ヤマガラシ(orイブキガラシ)、イブキシモツケ、グンナイフウロ、キンバイソウ(?)

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