飛騨 船山(ふなやま)

行った日:2001年11月3日(土) 曇り のち 雨

メンバー : K社の山楽会 計9名。

場所  :船山(1479m)
      国道41号線 、久々野町交差点から 位山峠に向かって入る


5:30
8:00/8:12
8:40/8:50
10:10/11:30
13:20
集合場所の各務原市を出発
位山峠 登り口
第2観察小屋
山頂
位山登り口

例によって、出かける前にインターネットで どんな山か調べたが、今回はあまり役に立つ情報は得られなかった。後で分かったことだが、『舟山』とも書くらしい。『舟山』で検索すればもっとあったかもしれない

各務原市から関市を経由し「平成こぶし街道」という道を通って金山町に出る。
このあたりは、以前は平成(へなり)村といって、年号が「平成」変わった時、同じ字を書くということで話題になり、テレビで紹介されていたことを思い出した。その後「へいせいむら」に呼び名を変えたようだ。

金山町からは、国道41号線を走る。先週 白草山の帰りに ここを通ったがさらに紅葉がきれいになっていた。結局今回はこのあたりが一番きれいだった。

位山峠 登り口

久々野の交差点を左折し、山の中に入っていくと急に道が狭くなり、やがて位山峠の登り口に着く。

登り口にあった看板によると、ここは大昔(奈良・平安時代だったか?)は、美濃と飛騨を結ぶ官道であり、野麦峠を経由して信濃にも通じていたとのこと。昔の人は大変だったなあ。。
このあたりは岐阜大学の演習林で、途中までは自然観察路になっており「観察小屋」も2ヵ所あるが、いずれも老朽化し立ち入り禁止になっていた。
途中、この地方の名物である「朴葉味噌」を包む、大きな朴の葉がいっぱい落ちている

大きなアップダウンが2度ほどあり、やがて頂上付近の平らな所に出る。山頂は、平坦で広く、NTTやNHKなどなど沢山の鉄塔が立っている。歩いていると別の方面から舗装道路が登ってきている。鉄塔のメンテナンスのための道路だろうと思っていた。
ところが、その先に「← バス亭」の看板を発見。途端に「ガックリ」


舟山神社

一本だけみごとに

鉄塔の下に三角点を発見、これは注意していないと見逃すだろう。
その先に、舟山神社があるので参拝。
少し戻った所に、展望台を兼ねた?鉄筋の休憩所があるので、そこで昼食。幹事さんが 「ぜんざい」を作ってくれたので、おいしくいただく。
場合によっては雨の中、木陰で急いで食事を取り、早々に下山と言うことも想定していたが、風も当たらない屋内で温かい食事ができたのは、良かった。
休憩所の屋上に上ってみたら、ほぼ360度見渡せる眺望だったが、残念ながら雲が多くあまりきれいに見えない。唯一雲海に顔を出している山々があり、写真を撮ろうとすると、鉄塔が邪魔になる。(-_-メ)

予定より早く登れたこともあって、ここでゆっくり過ごし、記念写真を撮って下山。

休憩所屋上から

下山途中で雨が降り出したが、そんなにたいしたことも無く、通常どおり無事下山。 上り下りの行程はもちろん、山頂でもメンバー以外誰にも会わず、今日の船山は、我々の『貸切』であったようだ。


帰る途中、小坂町の「ヒメシャガの湯」という温泉に立ち寄ったが。なかなか良い温泉だった。(先週がっかりしたので、余計そう感じたのかもしれない)


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