美濃 舟伏山

行った日 : 2002年4月28日(日) うす曇

メンバー : K社 山楽会 11名

場所  : 舟伏山(ふなぶせやま:1040m)
      岐阜県美山町 : 国道418号線 → 谷合 → 神崎 → 夏坂林道

ルート : あいの森駐車場 → 東ルート(さくら峠、みのわ平)→ 山頂 → 西ルート(小舟伏山)→ あいの森駐車場

 

8:20
9:30
10:55/12:00
13:45
あいの森駐車場
みのわ平
山頂
あいの森駐車場
美山町に入るあたりから、白や紫の「山フジ」が満開状態で垂れ下がっており、美しい。
谷合を過ぎ、神崎川に沿って走ると、今度は道路脇に「シャガ」の花が、延々と続く。

神崎のバス停を過ぎてさらに行くと、夏坂林道の入り口に着く。
ここからの登り口もあり3〜4台駐車していたが、我々はここを左折して、林道をさらに登った あいの森駐車場まで行く。 ここは50台くらい止められそうな広い駐車場だが、既に半分以上埋まっていた。(トイレ有り)

東ルート登り口

駐車場の奥 右手に東ルート登り口があり、そこには豊富な水が引かれている。

樹間を細かく折り返すジグザグの道が続き、結構傾斜はきつい。花が多く人気の山と聞いていたが、ほとんど花は見られない。時期が少し違うのかなと思いながら歩く。

  40分ほどで、石仏が置かれている「さくら峠」に出る。さらに ジグザグの登りを続けていると、リーダーが「ヒトリシズカ」の群生地を教えてくれた。 初めて現物を見たが、知らずにいたら通りすぎてしまいそうな、清楚でひっそりとした花だ。
その後は、次々と覚えきれないほど いろいろな花が現れる。写真を撮りながら、聞いた名前のメモを取りながら、で大忙し。ついついペースが遅くなる。

山登りを始めてまだ1年経っておらず、初めての春。最近 花に興味を持ち始めて図鑑も買ったが、こんなに多くの花に出会ったのは初めて(ハジメテの連続)。

山の楽しみが、また増えた。


名前がわかった主な花=ヒトリシズカ、ムラサキケマン、ニリンソウ、イカリソウ、イワザクラ、カタクリ、アズマイチゲ、ヤマルリソウ、ネコノメソウ、ユキザサ、ハルリンドウ、ミヤマカタバミ

それぞれの花をクリックすると、詳細写真を表示します。(サイズが大きいので、ご了承ください)

山頂には多勢の人が

やがて、緩やかな尾根に出るとすぐ山頂に到達する。

山頂は、樹が切り払われており広い。そこに先客が70〜80人くらい居るだろうか。とにかく多勢の人がアチコチに車座になって、食事をしたり、休憩したり。
その間にも次々と 入れ替わる。やはり人気の山だ。
昼食、記念撮影などを終え、今度は西ルートから下山。
こちらは、東ルートより距離は短いが傾斜はきつい。また石灰岩がゴロゴロしており歩きにくい部分もある。
前回の鎌ヶ岳を思い出したが、今日は大丈夫。朝食もしっかり食べてきたし、山頂でお握りを3つも食べた。

下山時にはいくつかのパーティが重なり、渋滞。こんなに多勢の人が連なて下りるのを見たのは初めてだ。 前を歩いておられた地元のご夫婦の方も、「こんない多いのは初めて。先週は7〜8人しか居なかったのに」と、おっしゃってた。

下山後は、武芸川温泉 ゆとりの湯で入浴。帰路に着いた。

一度に たくさんの花を見、覚えるだけで頭が混乱しそう。今日も満足の一日でした。


折角楽しい山歩きだったのに、とっても不愉快なことが一つ。
私たちと前後して歩いていたパーティの女性の方々(複数)が、スーパーのビニール袋まで持って、採った花をいっぱい持っている。
たまりかねた私たちのリーダーが注意したら、「つかまったら採れてしまった」と、のたまわった。
開いた口がふさがらない とはまさにこんなことを言うのだろう。 本人たちはもちろんのこと、このパーティのリーダーさんは何をしているんだろうと思う。


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