美濃瓢ガ岳

行った日 : 2002年7月14日(日) 曇り時々雨

メンバー : K社 山楽会8名

場所  : 岐阜県美濃市  瓢ガ岳(ふくべがたけ)(1163m)
       国道156号線→県道81号線→片知渓谷

   


 

本来は川上岳へ登る予定だった。登山口の駐車場が狭いので 確保のため早朝5:00に 各務原を出発。
最後のアプローチの林道は狭く凸凹。スピードを極端に落として進んでも、エスティマの腹を擦る。

7時30分過ぎ 登山口到着。先着が4台ほどあったが、停めることはできた。
が、少し前から雨が降り始めている。しばらく様子を見ていたが止みそうにないので中止。
南の方は降っていないようなので、取り敢えず美濃の方へ行ってみようということでUターン。

途中、通行止めで引き返したりして、瓢ガ岳登り口に着いたのは10時過ぎ。延々5時間のドライブ。

10:23
10:54/11:05
11:28/11:36
12:00/12:48
13:05
13:25
13:45
13:55
登り口
十字交差地点
骨ガ平
山頂
骨ガ平
十字交差地点
見晴台
登り口

片知渓谷沿いに舗装された林道(?)を走っていくと、左側に整備された駐車場があり、そこに車を停める。
トイレもあり木の外壁には、山頂から見える白山、北アルプス、乗鞍、御嶽山や、カタクリなどの花の写真が貼ってあり、普通なら期待感を誘うところだろうが、今日は残念ながら見晴らしは悪そうだし、季節がら花もあまり期待できそうにない

準備を済ませ、道路の右側にある登山口から登り始める。
比較的大きな石が敷き詰めてあるような、石の階段状の道を登る。左手は渓谷の支流になっており、水の音が聞こえ、流れも見え隠れする。
しばらくすると沢に出、対岸にテープが貼ってある。この沢を渡らなければならない。普段ならなんともなさそうだが、今日は水量が多い。
最初に渡ろうとしたメンバーが、足を滑らせ片足が水の中へポチャン。メガネも落とし一瞬ひやりとしたが、すぐに拾い上げ事なきを得る。
それを見たのでいっそう慎重になり、恐る恐る渡る。その後も 途中何度も流れを横切りながら登る。

湿度100%の杉植林
手振れの失敗写真だが雰囲気が良く出ているので敢えて掲載

雨は降っていないが、湿度は100%近いのではないか? 頭上の樹から時々パラパラと降りかかってくる雫ともあいまって、頭から汗が滴り落ち メガネに溜まって足元が見づらい(ワイパーがついたメガネが欲しい)。

30分ほど歩いて休憩した地点は十字路になっており、左は同じ片知渓谷からのもう一つの登山道と合流(下りはこちらの道から下りた)、右は「矢印不動」と書いてあったが、また別の上り口のようだ。直進すると山頂方面。この山は他にもたくさんのルートがあるようだ。

しばらく杉の植林地帯が続く。薄暗いうえにメガネの水滴。うっかり木の根や濡れた岩に足を乗せないように注意して歩くのは、予想外に疲れる。

2度目の休憩は、「骨ガ平」という所。高賀伝説の鬼退治の時、鬼の骨を捨てた場所という謂れがあるそうだ。ここも、他の登り口と合流している。

その後やや下って、もう一度上り返すとT字路に突き当たる。左・奥瓢ガ岳の表示があり、右に行くとすぐに瓢ガ岳の山頂となる。ちょうど12時。

こんな天気なのに大賑わいの山頂

あまり広くない山頂に30人ほどの先客がびっしり。そのうちの一つは、お聞きしたら 愛知県安城市から来られた21人の大パーティで、我々同様 本来は別の山に登る予定だったが天気が悪くこちらに変更したとのこと。
あいにくの曇り空とガスで、登り口のトイレの写真で見たような景色は見えない。
端のほうに座るところを見つけて、昼食。
例によって記念撮影をし、下山。

帰りは、途中の十字交差地点から右折してすぐに沢を渡る、別ルートで下山。
こちらは、そのあと沢渡りもなく 天気が良ければ美濃市や濃尾平野の一部も見渡せそうな 見晴らしの良く歩きやすい道だ。

帰路、武芸川温泉 ゆとりの湯 で入浴。


今回の花 

名前は分かりませんが。。。
小さい花が房状に密集しており、茎に近い方はしっかり開き 先のほうに行くほど蕾になっている。
一つ一つは非常に細かく可愛い(可憐な)花。
下山道のいたるところで見受けられました。


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