飛騨 八尾山
行った日 : 2003年6月22日(日) 曇り
メンバー : K社 山楽会 5名
場所 : 八尾山(はちおさん)(1101m)
国道41号線 → 県道88号(下呂小坂線) → 柿坂林道 → 柿坂峠
標高差170〜180m程なのに、行き2時間、帰り1時間30分。 行きも帰りも登りのような 妙な登山。
9:33 10:40/10:50 11:28/12:35 13:14/13:20 14:05 |
柿坂峠登山口 119鉄塔 山頂 118鉄塔 登山口 |
ようやく見つかった入り口。何か看板があったような気がしたが 気にもせずGO!。
林道途中で崖崩れに阻まれる |
すると、前方に「落石」程度ではなく、「がけ崩れ」で道が塞がっている。
「うむ。困った。」「引き返して、美輝の里の方から入り直すには、ちと遠い。」
「これだけ登ってきたんだから、峠はもう近いのではないか。」
と言うことで、取り敢えずここに車を置き、歩いてみることにした。
幸いにして15分ほど歩いただけで、登山口である「柿坂峠」に着いた。
途中、落石や倒木が数箇所にあった(歩くには、なんの差し支えも無いが)。
元々落石で通行止めになっていたところに さらに崖崩れが起こったのかもしれない。
崖崩れと一緒に倒れていた木は、まだ葉も青々としており 新しかった。
柿坂峠 |
道路の右側(北側)に 『柿坂峠』の石碑があり、その脇に神社に登る道がついている。
登山口は左側(南側)にある。10台ほど停められる駐車場もあるが 1台も停まっていない。
今日は「貸切」のようだ。
登山路は、送電線鉄塔の巡視路になっている。
やや急な坂を登るとbP14鉄塔に出る。北西の方向に少し見晴らしが開けるが、
霞んでいて良く判らない。
このあたりは、よく手入れされた杉林が続く。
bP15鉄塔は、コースの右にはずれた方にあり、通過してbP16鉄塔へ向かう。
ブナの大木 |
bP16だったか、bP17だったかの鉄塔を過ぎると、大きく下る。 エ〜。
ここまで登ってきたのに、こんなに下っちゃうのー。
しかもその先の登りが見えない。道を間違えたのかなー。いやそんなことは無い。鉄塔沿いに
進めば良い筈だ。仕方なく下る。こんなことを3回ほど繰り返して、登ったり下ったり・・・・。
bP19鉄塔を過ぎて少し行くと、先が開け bP20鉄塔が上のほうに見える。
bP20鉄塔まで登ると、東側に眺望が開け、御前山らしき山がぼんやりと見える。天気がよければ
御嶽山まで見えるかもしれない。
bP20鉄塔を過ぎると、やがて巡視路から分かれて左にコースを取る。
ここから 踏み後は薄くなる。
しばらく歩いていると目印のテープが無くなってしまった。
踏み後もはっきりしない。コースをはずれたようだ。
手分けしてテープを探していると、右手上のほうに見つかった。後で判ったのだが 最後に見たテープから、
右手の藪の中に掻き分けて入っていくのが正解だったようだ。
雑木に囲まれた山頂 |
山頂といっても、赤白のポールに支えられた朽ちた木に 板切れがくくりつけられていたから
気が付いただけで、もし無かったら知らずに通り過ぎていたかもしれないくらいだ。
周りは雑木に取り囲まれ、スペースもほとんど無い。何とか記念写真だけは撮れたが。。。
80m先に展望台があるということなので、行ってみた。
ここもあまり広くはないが、岩の上に祠や「八尾山」と書いた石碑があり、缶の中に記帳や
セロケースに入れた地図が置かれていた。 ここの方がはるかに山頂らしい雰囲気がある。
岩の上に上ると、北東から南東まで 眺望が開けている。本来なら御嶽山が見えるはずであるが、 この日は残念ながら 手前の小秀山すら見えない。
5人くらいは座るスペースがあるので、ここで昼食。
普通なら、あとは下るだけだが、今回は またアップ・ダウンを繰り返さなければならないと思うと気が重い。
が、それをしないと 家へ帰ることができない(^_^;)。
もう一度、気合を入れ直して下山に向かう。
下山後は、下呂温泉「ヘルシーパル」の6階展望浴場で入浴。
拡大写真、関連写真はこちらへ
今回の花
・・・コアジサイ、ガクアジサイ、ウノハナ、ササユリ、ギンリョウソウ
(コアジサイ、ササユリは 好い香りがします)