飛騨 御前山
行った日 : 2003年3月23日(日) 晴れ
メンバー : K社山楽会 7名
場所 : (飛騨 萩原町) 御前山(ごぜんやま)(1646m)
国道41号線→JR高山線・飛騨萩原駅北側の踏切を渡る→桜洞林道
8:33 9:03 9:18/9:30 10:32/11:55 13:30/14:20 14:50/15:00 16:20 |
登山口 五合目 古い鳥居 屏風岩 山頂 屏風岩 登山口 |
このタイム(特に登り)は参考にならず |
国道41号線、下呂トンネルを越えてしばらく北上すると、右・飛騨萩原駅の表示がある。
それを右折、風情のある古い町並みを通り JR飛騨萩原駅の正面を左折し 線路沿いに北上すると右側に踏切がある。
この踏切を渡ると、『歓迎 御前山』のでかい看板が立っている。
あとは、所々に表示が出ているので見逃さないように行けば良い。
しばらくは整備された舗装道(桜洞林道)を走る。
やがて、旧道と交差するところから 舗装道と分かれて左側の林道に入る。
林道に入った頃から、道路脇には雪が残っていたが、この辺りまで来ると道路上に残っている雪が凍っている。ノーマルタイヤのワゴン車に7人乗っているので危ないかもしれないと、林道の途中に車を停め歩くことにした。
橋を渡って登り口へ |
登っていくにつれて雪がドンドン増える。こんなに雪が残っているとは想像していなかったので、やや驚き。
アイゼンを付ける。
昨年2月の養老山以来、アイゼンを付けるのは2度目の経験である。<忘れかけていた付け方を前日復習しておいて良かった(~_~メ) >
テープと、何日くらい前のものかか判らないが、踏み跡が付いているので辿りながら登る。
ほとんどが沢沿いであるが、途中 時々丸太の橋を渡る。滑らないように 引っ掛けないように慎重にに歩く。
30分ほど登ったところに「五合目」の石柱があった。他の場所にも「○合目」を示すものや、石仏があると聞いていたが、雪に埋もれて発見できなかった。
屏風岩 |
古い鳥居をくぐり 登り続けると、前方に巨大な岩塊が聳え立っている。屏風岩だ。
屏風岩の下でしばらく休憩。 ここまで雪の中 多少苦労はしたが、コースタイム通り2時間と順調に来た。
15分ほど休憩し、再出発した。この後も沢沿いに進むはずである。。。。ところが、その先 踏み跡が消えて無い。テープも見当たらない。
しばらく皆でテープを探すと、とんでもない方向(右側の急斜面の途中)に一つあった。この急斜面を登るのは容易でない。
リーダーが「そんな急斜面(しかも雪の下はどうやら笹のよう)に道があるとは考えにくい。その先にも本当にテープがあるか2人斥候に行くように」指示した。その間残った人は、他の道が無いか探す。
やがて2人が戻ってきて、尾根まで出たが道は見つからないという。
もう一度 屏風岩の下まで戻り、やはり沢沿いにもう一度 道を探してみよう、それで判らなかったら引き返しもやむなし(天気が良いので山頂からは御嶽山がきれいに見えるはずだが残念)の雰囲気。
再度 沢沿いに登って行くと、ようやくテープが見つかった。
ここで、1時間もタイムロスをしてしまった。
頂上付近の小屋 |
この後も、あちこちマークを探しながらの登りで、雪も益々深くなり、時間を要した。 12時を過ぎ、雪も緩んできたので 時々ズボッと太腿まで脚がはまり込んでしまう。
やがて尾根が見えてきたので、もがきながら最後の急登を登る。尾根に出ると小屋があったが その屋根に積もった雪を見ると、150cmくらいはありそうだ。
そこを右に行くとすぐに頂上。目の前にに御嶽山がデンと座っている。これを見ただけで、苦労してここまで来て良かったと思える。
左に乗鞍もはっきり、その奥に笠岳も。後ろを見れば白山。いずれも真っ白に雪を被っている。
しばらく写真を撮ったり景色を楽しみ、遅い昼食をとって下山。
帰りは、道もわかっているし 雪の上は多少転んでも痛くないと言う安心感があるのか、踵でブレーキをかけながら 割合快調に。。。
しかし、先に歩いた人の踏み跡と20cm位ずれただけで、脚は太腿までズボッと埋もれてしまうことも。下りで勢いがついている時に片脚がズボッといくと もう一方の脚は勢いで先にいってしまい、まさに股裂きの刑に何回もかけられた。
下山が予定より遅れたので、今回は温泉は無し。まっすぐ帰路に向かった。
雪と氷の造形 | |
雪をかぶった岩越に見る御嶽山 |
山頂標識 下に「標高・・・」と |
山頂から パノラマ合成写真(左に乗鞍、正面御嶽、右奥に中央アルプス) |