鈴鹿山脈御在所岳
行った日:2001年9月23日(日) 快晴同行者 : 会社の同僚 K氏、S氏
場 所 : 鈴鹿山脈 御在所岳(ございしょだけ:1212m)
東名阪自動車道 四日市I.C→国道477号線 旧鈴鹿スカイライン料金所
ルート : (登り) 中道 (下り) 一の谷新道
今日も、朝は少々寒かったが良い天気。6時半名古屋市内で集合し、一台の車に乗り合わせて、名古屋高速、東名阪道、国道477号と通り、旧鈴鹿スカイラインの料金所(があったところらしい)付近の駐車場に車を止める。
そこから歩いて2分程度登り方向に行くと、すぐに右側に堰堤が見え、そこが中道の登山口。
7:45 中道登山口出発。いきなり、風化した花崗岩でザラザラしたり、木の根子がごつごつと這い出した 急な登りに入る。3ヶ月前にもこのルートから登ったというS氏によると、中道は ずっとこんな傾斜ばかりだという。初心者の私にとっては、先が思いやられる。
でも、中道は、やや厳しいかもしれないが、その分見晴らしが良いとのことなので、楽しみに登る。
8:20 『おばれ石』 厚い本(例えば会社四季報)のような形をした岩が2つ、一つがもう一方におんぶされるようにもたれ掛っている。
その大きさと、奇景にしばし見とれる。
後ろに回ると また大きな岩の舞台があり、見晴らしが良いのでそこでしばし休憩。
その後に続く、『地蔵岩』などの石のオブジェ、巨岩の絶壁、などにも驚き 感心しながら進む。
そして、何度も石を乗り越え、急な登りを乗り越えると、そこには絶景の石舞台があり、休憩。。。を繰り返す。(休憩が、多くなかなか進まない)
時には、北方 養老山脈方面、時には 東方四日市コンビナート、時には 眼下にロープウェイ。
最初のうちは、山頂に雲がかかっていたが、登っていくうちに、雲もなくなり、山頂が見えて来たり、南方の鎌ヶ岳も見えてくるし、さらに伊吹山もはっきり。さらに登ると 遠くの雲の上に御岳の頂上部がぽっかり浮いて見え、その右のほうに 南アルプスらしい峰峰がぼんやりではあるが見える。
次々と、素晴らしい景色を見せてくれる。
山登りを始めて、3ヶ月目にして(始めた時期が6月で悪かったのかもしれないが)ようやく、素晴らしい景色に出会った。感激。
やがて展望台に到達。ここから山頂までは、ロープウェイで登ってきた人と一緒になり、かなりの人出。
山上公園の売店で、缶ビールを仕入れ、山頂へ。
山頂も多勢の人であるが、ようやく空きベンチを見つけ、まずはビールで乾杯。「山頂で飲む水はビールより美味しい」とよく言うし、私も同感であるが、山上で飲むビールはもっと美味しい。もっと堪能するまで飲みたいところであるが、帰りに差し支えると行けないので、やめておく。
昼食を取り、記念撮影をした後、望湖台へ。
天気が良いので琵琶湖が見えるかと期待したが、残念ながら見えなかった。
下山は、一の谷新道。ネットの登山記を見たところ、下山にちょうど良い道と書かれていたので、この道を降りることにした。
山上公園のレストランの脇から降りる道であるが、降り始めたらいきなり、急な石の乗り越え、その後も細く急な下りが続く。
これまた、初心者にとっては、きつい道である。
途中一ヶ所見晴らしの良い岩場があり休憩したが、他は見晴らしも良くない。約1時間半で下山。
下では 一の谷新と中道は、数十mしか離れていないので、すぐ駐車場についた。
帰りは、湯ノ山温泉にある会社の保養所で ゆっくり温泉に入って帰った。