鈴鹿山脈 藤原岳

行った日:2001年12月9日(日) うす曇り

メンバー : 会社の同僚 5名 

場所 :鈴鹿山脈 藤原岳(1120m)
     三重県 藤原町 : 東名阪自動車道 桑名I.C、国道421号、県道北勢多度線、西藤原駅


桑名I.Cを出てナビを頼りに走っていると、正面に岩肌を深くえぐられた醜い山が現れる。
どうやら これが目指す山らしい。こんな山容とは想像もしていなかった。良い山だというのに残念。

9:00
10:07/10:12
11:45/13:15
13:35/13:55
14:20
15:35
聖宝寺登山口
五合目
藤原山荘
山頂展望台
藤原山荘
大貝戸登山口
登り口は、西藤原駅近くの大貝戸コースと もう少し奥の自然科学館付近の聖宝寺コースがあるが、聖宝寺コースから登ることにした。
車はJAの駐車場に置かせてもらった(事前にネットで調べたところ、休日は置かせくれるとのことであった)。 人気の山ということで、たくさんの車が来たら止められないかと思ったが、他にも駐車場は何箇所かあるようだ。
5分くらい歩くと神社の脇に、聖宝寺コース登山口の表示があり、いきなり階段の登りとなる。階段を上ったところに聖宝寺がある。
思いもよらぬところに、缶ビールの自動販売機があったので、一本仕入れる。

あとは、ひたすら 時には冗談を言いながら、時にはもくもくと、登り続ける。
(正直言うと、これを書いている今は、登ってから一ヶ月以上経っており、あまり覚えていない)(^_^メ)


マユミ

五合目を過ぎたあたりだったと思うが、ピンクの花をつけた木が何本か目についた。
一見 梅のようであるが、季節的にまだ梅が咲いているわけはないし、樹も花も良く見ると違うようだ。
 「何の花だろう?」「何の花かなあ」「見たことあるなあ」「知らないなあ」などと話しながら、写真だけ撮っておいた。

同行したK氏から、後日調べたら あれは「マユミ」の木だったと教えていただいた。 しかも、あのピンクは、花ではなく実とそれを取り巻く部分だとのこと。

また、ひたすら登る。結構傾斜のある道が長く続き、やがて八合目 大貝戸コースからの合流点に着く。更に登ると九合目の標識。
「あと一息」と思ったが、そこから藤原山荘までが、やけに長く感じた。かなり疲れが来ていたのだろうか。他のメンバーに聞いても やはりここは長く感じたようだ。

藤原山荘

やがて藤原山荘に到着。
ここから『天狗岩』へ行くか、先に『展望台』へ行くかと話しているうちに、先に昼食にしようということになった。食べることには誰も反対しない ^^; 。

S氏が、『鍋』の用意をしてきてくれたので、山荘の横の空き地で作る。
冷たい風があり 止まると寒かったので、暖かい鍋は何よりものご馳走。ビールを飲みながらつつく。 結局ここで1時間半くらい費やしてしまい、天狗岩に行くのはやめて、山頂展望台まで行って、引き返すことにした。

山頂展望台

山頂展望台までは、笹薮の中につけられた湿って滑りやすい道を、一度下り また登り返す。
先週行った、南沢山頂上から横川山頂上への道に雰囲気が良く似ている。
(もしかしたら混同しているかもしれない)

山頂についた頃の天候は今一歩。特に南の方には雲がかかっており、御在所など確認はできなかったが、北東方面はよく晴れており、岐阜の金華山も見えた。

下りは大貝戸コース。
こちらは、比較的緩やかな道が多く、楽に下ることができた。

コースも、『下りは急でも、登りは緩やかなほうが良い』と言う人もいれば、『急な下りは嫌だ』と言う人もいる。
私はどちらかと言えば…いや、典型的な後者。急な下りは苦手。 で、今回のコースは私向きであった。


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