なお、以下の記述の一部は明文化された規約に基づいておらず 筆者の推測によるものが含まれる。
形式英字 | 方式 | 動軸数 | 備考 |
---|---|---|---|
A | タンク式 | 2 | |
B | 3 | ||
C | 3 | アプト区間用 | |
D | テンダ式 | 2 | |
E | 3 | ||
F | 4 |
炭水車の有無と動軸数によって次のように分類されていた。
動軸数 | タンク式 | テンダ式 |
---|---|---|
2軸 | 1〜 999 | 5000〜6999 |
3軸 | 1000〜3999 | 7000〜8999 |
4軸以上 | 4000〜4999 | 9000〜9999 |
昭和3年式が制定される寸前に3動軸テンダ機の番号が足りなくなり、新形式として
18900が指定されたときがある。これは、昭和3年式ではC51となった。
また、8620形は製造量数が80両を越え、8700形の番号にまで達してしまったので、
以降を18620〜と付番し、これも18699まで達すると28620〜という順に付番し、
最終的には687両が増備された。
9600形も同様で、9700形の番号にまで達すると19600〜19699、29600〜という
具合に付番され、最終的には770両が増備された。
重複形式については、全記号番号式で識別する。
表にするまでもなく単純だが、他と同じように表にすると以下のようになる。
動軸数 | 記号 | タンク式 | テンダ式 |
---|---|---|---|
2軸 | B | 10〜49 | 50〜99 |
3軸 | C | 10〜49 | 50〜99 |
4軸 | D | 10〜49 | 50〜99 |
5軸 | E | 10〜49 | 50〜99 |
車両番号は区分方式であるため、形式名と車両番号との区別は容易である。