「日本の山」シリーズ 87
雲間の甲斐駒ヶ岳(2,967m)
北岳(南アルプス北部)から
ここ数年、夏場の北岳からの富士山や周辺の山々はどういうわけか(温暖化の影響?)朝晩問わずヘイズが多くスッキリした山容にならない。
山小屋のご主人も同じような感じられている。
この日は、北岳からの甲斐駒ケ岳はこの間の野呂川上部が雲に覆われていた。
時として突然、甲斐駒ケ岳山頂部が見え隠れし始めた。しばらくして甲斐駒ケ岳の右手前に早川尾根のアサヨ峰82,799m)の頭が見え始めた。白雲の中からの山容には絶好の撮影チャンスであった。
この撮影チャンスも数カットで甲斐駒ケ岳は雲に隠れて今日の一日が終えた。