「富士山写真館」シリーズ64
ハッセルブラッド500CM ディスタゴン50mm
南アルプス甲斐駒ヶ岳(2,967m)へは、北沢峠コース、黒戸尾根コース、早川尾根コースそして熟練者の鋸岳コースがある。南アルプス林道開通後の甲斐駒ヶ岳へは北沢峠からの登山が一般的になった。
晴天率の高い10月時期の撮影を期待した。甲斐駒ヶ岳山頂からの夕がたの低い太陽光で立体感を表現した。富士山と鳳凰三山では立体感表現には乏しい。
足元近くの夕照の当たっている甲斐駒ヶ岳摩利支天を大きく入りこむことで大きく立体感を表現することができた。遠望の富士山、中景の鳳凰三山、近景の甲斐駒ヶ岳摩利支天と大きく遠近感のある作品ができた。
ここからの富士山は何時登っても飽きることのないすばらしい展望を表現してくれる。