「パンジャーブ・ヒマラヤ」シリーズ 12

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ハッセルブラッド503CX ゾナ-250o

朝焼けラキオト・ピーク(7,074m) 
      ナンガパルバット山群/タルシン村から

 パンジャーブ・ヒマラヤは、インドのヒマーチャル・プラデッシュ州とカシミール州の山岳地帯パキスタンの北東部をまたがる範囲をさしている。この中にはパキスタンのナンガパルバット山群をはじめ六つの山群に分類される。
パンジャーブ・ヒマラヤの最高峰はナンガパルバット(8126m)である。

 ナンガパルバット山群は、パキスタン北東部、インダス川上流の町チラスから南東40kmのナンガパルバット(8126m)を中心にして、インダス川東岸に北東から南西へ弧を描くように続く。
主要山座は最高峰ナンガパルバット(8126m)を中心に7500m以上のピーク5座、北へ続く山稜上にラキオト・ピーク(7074m)、さらに北へチョンラ・ピーク(6824m)の山塊が続く。
                                (ヒマラヤ名峰事典:平凡社より抜粋)

 ラキオト・ピーク(7,074m)は、ナンガ・パルバット(8126m)主峰の北東山稜上4kmにある雪稜。北4kmにチョンラ・ピーク南稜、その北4kmにチョンラ主峰がある。北側はナンガ・パルバット主峰への登路となるラキオト氷河、南面はバズィン氷河が流下する。