チョゴリザ(7.665m)は「花嫁の山」と呼ばれ、コンウェイの遠征以来有名になった山である。1958年京都大学山岳隊がバルトロ氷河から初登頂した。
キャンプ地コンコルディアから南方向にチョゴリザはあるが、反対方向ゴドウィン・オースチン氷河のK2ベースキャンプ方面へさらに登らないとピーク全容が見られない。
この作品はコンコルディアに到着した時は周辺は曇って山稜は何も見えなかった。しかし、しばらくしてから私たちを歓迎するように突然に雲があがりはじめてチョゴリザの一部のヒマラヤ襞の雪稜を見せ始めてスポットライトのように陽が当たった。
チョゴリザはヒマラヤ襞の美しい陰影が印象的であった。
しばらくしてから、この美しいヒマラヤ襞の雪稜はガスの中に隠れて消えた。