「ネパールヒマラヤ」シリーズ 22

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ハッセルブラッド503CX ゾナ-150o

タウェツェ(6,501m)チョラツェ(6,440m) 
      クーンブ山群(ゴーキョ・ピーク)から

キャノンEOS1N EF-100〜300o

 タウェツェ(6,501m)は、エヴェレスト南西17.5km、ナムチェ・バザール北北東12kmにある。中国チベット自治区との国境稜線上チュンプーから南下する支尾根末端にあり、イムジン谷を挟んでアマ・ダブラムと対峙し、エヴェレストの門番の一山の存在である。山名はシェルパ語(チベット語の方言)で、「タ」は「馬」、「ウェツェ」は「大きな」、つまり「大きな馬」という意味。
 チョラツェ(6,440m)は「チョ」は「湖」、「ラ」は「神」のこと、「ツェ」は「峰」である。山名はチョラ湖からきている。 

 エヴェレスト展望地・カラパタール(5,545m)も厳しいながらも素晴らしい巨峰群の大展望地である。
カラパタールへのコースと匹敵し、クーンブを代表するエヴェレスト展望地としてゴーキョ・ピーク(5,360m)がある。
 静寂なゴーキョ((4,750m)へはエヴェレスト街道を離れて牧草地や高原、いくつかの氷河湖のほとりを歩きながら宿泊地終点のゴーキョへと、雄大な展望を眺めながらゆっくり登って行く。ゴーキョ((4,750m)からは8,000m近い山稜や氷河湖、後日に峠越えするレンジョ・パス(5,340m、エヴェレスト方面の三大展望峠の一つ)などの眺めも素晴らしい。

 ゴーキョ・ピーク(5,360m)からは、エヴェレスト(8,848m)、ローツェ(8,516m)、マカルー(8,481m)、チョーオユー(8,201m)の8000m巨峰四座、さらに怪峰ギャチュン・カン(7952m)をはじめ6,000m〜7,000mの峰々の大パノラマが望まれる。
ゴーキョ((4,750m)からゴーキョ・ピーク(5,360m)へは夕方の撮影にゆっくり登って2時間30分ほどかかる。