アレグレット不動産 
会社概要
収益物件購入 ランニングコスト 法定点検
Kランニングコストの続きです。今回は法定点検です。
法定点検項目実施のための費用を試算します。
前々回お話ししましたエレベーターと受水槽・高架水槽については、
メンテナンスの項目でお話しておりますので、ここでは省略します。
しかし、法定点検項目ですので、お忘れのないように。
さて、本題ですが、もちろん設置設備等によって、実施が必要となる項目は物件ごとに異なってきますので、必ず必要となるであろう実施項目について、見ていきたいと思います。消防点検と特殊建物調査です。
@消防点検
年2回の実施が必要です。機器点検が6ヶ月に1回、総合点検が1年に1回の機器点検→機器点検・総合点検(3年に1度の管轄消防署への報告書提出)となります。この点検費の試算ですが、月額10,000円とします。
この他に建築後10年経過すると連結送水管の耐圧テストの点検項目が必要となります。3年ごとに必要となる法定点検項目です。費用は1回15万円程度です。
A特殊建物調査
正確には定期調査報告(建築物)となります。実はエレベーターの法定点検の正式名称は定期点検報告(昇降機)となり、同じカテゴリーの物です。エレベーターは年に1回、建物調査は3年に1度です。(共同住宅の場合)では建物の調査の費用はいくら必要かですが、3,000円/月で試算しましょう。
また、この調査も建築後10年経過すると、外壁の全面打診調査が必要となります。これもその後3年ごとの必須調査項目です。調査方法が2種類あり、赤外線を使用した方法と、屋上からゴンドラを吊るして、実際に打診調査する方法です。もちろん後者の方が前者より約2倍程度、保養が高くなります。また、この調査費用は物件規模、タイル面の多さ等によって、相当異なりますので、都度検討する項目としたいと思います。
(ここまでのご説明動画↓)
prev ⇒ 収益不動産 ランニングコスト機械駐車場・機械警備・インターネット
next ⇒ 収益不動産 ランニングコスト 管理費
収益不動産運営動画(纏め)は⇒ こちら